1998-04-07 第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第9号
○政府委員(楠木行雄君) 私たちはACASと言ったりあるいはTCASと言ったりしておりますけれども、いわゆるトラフィック・コリジョン・アボイダンス・システムということで、航空機の衝突を防止する装置という意味でございます。
○政府委員(楠木行雄君) 私たちはACASと言ったりあるいはTCASと言ったりしておりますけれども、いわゆるトラフィック・コリジョン・アボイダンス・システムということで、航空機の衝突を防止する装置という意味でございます。
なお夜間標識等につきましても、申し上げました通り、アンテ・コリジョンをつけるというようなことを検討してもらうといったふうな措置も、あわせて考えてやりまして自衛隊としましても、十分訓練計画を民間機と調整し、さらに前方の注意の責任も喚起するというふうな、いろいろの手段をかね合わせましてやっていきますれば、両々相待ちまして、少なくとも今度のような事故は、未然に防げるという確信を持っております。
それからなおDC3には、先日申しました通り、尾翼の頂上にアンチ・コリジョン・ライト、すなわち衝突予防灯というものをつけ得るしかけになっておる。それは規則にはなっておりませんが、もしそういうものがあれば、滑走路のまん中で赤いランプが点滅しまして、操縦士から見ましても、滑走路の中心に何があるということが光だけで非常によく判明したのじゃなかろうかというふうに考える次第であります。
なおDC3の尾翼の頂上には、アンチ・コリジョン・ライトという衝突予防灯といったものがつけ得るしかけになっていなかった。従ってそういう赤い光が頂上で点滅しておれば、滑走路の中間に何かあるということがあるいはわかったのではないかというふうに、その点は残念に考えております。
それからなおDC3の飛行機にはアンティ・コリジョン・ライトというものがつくようなしかけになっておりません。これは通常赤い灯火が尾翼の頂上についておりますが、この衝突予防灯というものはつくようには当機はなっていなかったのであります。これがついており、多少とも滑走路の中心でそういう灯が明滅しておれば、あるいは事故は避けられたのではなかろうかと考えております。
F86Dの方のパイロットは、やはりDC3がおりる経過は、ずっと眺めておりまして、着陸してから飛行機のうしろから眺めますと、赤、青の光——尾燈、それから上にアンチ・コリジョン・ライトという衝突予防の光がありまして、この光は確認しております。ちょうどタワーから、DC3に対して百八十度回れといわれて、DC3が百八十度回った時期まで、それを見ておりました。
それから第三は攻撃する態勢でございますが、ちょっと簡単に御説明しますが、パーシュート攻撃と申しまして、敵の後に追尾して攻撃するやり方、それからコリジョン攻撃と申しまして、待ち伏せするように衝突点に向かって飛んでいって、そこでやっつけるというコリジョンというのがございますが、まず第一の機銃に対しましては、リード・パーシュート、見越し追跡という攻撃方法を基準にしております。